新品の時から長年使い込んだようなアンティークな雰囲気を持たせるための加工。家具の角を叩いて丸みをもたせたり、ノコギリや釘であえてキズをつけたりと、手作業でしかできない職人技。普段の生活の中でぶつかったり、こすれたりしそうな位置にキズを付けていくため、家具への観察眼も必要となる。設計図には落とし込むことができない、職人の技とセンスによって施される加工である。
エイジング加エのエ程
木の棒や金槌でフレームの角を叩き、自然な丸みをもたせていく。
ノコギリや釘を加工して作ったオリジナルの道具でキズをつけていく。
新品の家具にキズをつけていく作業には、高い技術とセンスが必要となる。
塗装が馴染むと、長年使い込んだような味のあるフレームが完成。