職人紹介 Artisan
家具職人
佐藤武浩
昭和63年4月 家具配送員として入社。
配送(組立や梱包・扉取付けなどの手伝いも並行して経験)、サイザー(加工機械)、ボーリング(ダボ用穴あけ加工機械)、ルーター(大きめ穴あけ加工機械)を経て、2009年から現職。
工程のほとんどを経験しているため、様々なパーツによって組み合わされる木製家具(TVボードなど収納家具)の1つ1つのパーツに関しての知識が豊富。エンドユーザー視点で、「長く安心して使い続けられる」ように、木材の持つ素材感、耐久性を第1に考える家具製造のプロフェッショナル。温和な人柄で、仕事熱心な姿勢は若い工員たちへのお手本となり、現場の一体感を作り上げている。
- どんな商品を作っていますか
- 天然木材の素材を最大限に活かした木製家具です。TVボードを中心に大型壁面収納、サイドボード、キャビネット、ショーケースなどを製造しています。
- この仕事をするようになったきっかけは
- もの作りに関われて完成形が見える仕事としてこの仕事を選びました。 元々物づくりが好きで、色々な物を自作していたんですよ。そして自作した物を使ってよく模様替えをしていましたね。やはり、家具は家の中の役割を決める大きな要素なので家具のメーカーに興味を持ちました。
- 仕事でこだわっているポイントは
- 家具製造の工程には、木材加工(ベニヤカット、合板、穴あけ)、塗装、組み立て、仕上げ・検品、梱包と、あらゆる工程が存在します。もちろん工場ですからそれぞれの工程に担当がいます。そのため、工場内全員が仕事しやすい環境を作ることに一番気をかけています。工場内を一つのチームとして高い生産力を維持する為にも作業する全員が作業に集中できる環境を作る事が工場長としての役割ですから。もちろん、品質にもこだわっています。例えば、組み合わせる際に必要な穴の位置は正確か、組み立て後の商品に傷や不備はないかなど細かなところにも気を付けています。
- この仕事をしていてよかったことは
- 様々な製品がゼロから自分たちの手で完成させていく楽しみですね。 一口に家具と言っても、時代背景や流行で全く異なるデザインや機能が必要なんですよ。 そのためその状況にあった商品を作るために、新しい考え方を取り入れた納得いく商品を仕上げるために思考錯誤し、完成させることに一番のやりがいを感じますね。また、実際にご購入いただいたお客様からの声が工場に掲載されているので、その声もまた私はもちろん、工員全員の励みになっています。
- これからの夢はなんですか
- 常に新しいアイデアや向上心を持って仕事に望むことです。時代が変化して、求められる物も変わっていく中でいち早くその先の提案ができるように意識しています。また、「次の岡家具工業」を作っていく若手工員を育成し、彼らが成長していくことを楽しみにしています。
| 会社名・屋号 | 岡家具工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 〒831-0026 福岡県大川市大字三丸1535 |
| 電話番号 | 0944-87-1585 |
| ホームページ | https://www.okakagu-spaccio.co.jp/ |
| https://www.kagu-tsuuhan.shop/ |
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